株式会社マイクロアド (本社：東京都渋谷区、代表取締役：渡辺 健太郎、以下マイクロアド)は、株式会社ダイヤモンド社(本社：東京都渋谷区、代表取締役：石田　哲哉、以下ダイヤモンド社)と、マイクロアドが持つマーケティング基盤構築サービス「UNIVERSE（https://www.microad.co.jp/services/universe/）」を活用した媒体社向けCRM施策に関する実証実験を2018年6月に実施しました。

◆実施の背景
近年、企業と顧客の接点が多チャネル化する中、企業のCRM施策に対する顧客のレスポンス向上が課題となっております。
これまで当社は「MicroAd COMPASS」というSSPを提供し媒体社の広告収益の最大化を支援してまいりましたが、当社の企業向けマーケティング基盤構築サービス「UNIVERSE」を活用し、媒体社向けの新たな収益支援ソリューションの可能性を検討するべく、ダイヤモンド社様にご協力頂き本実証実験を行うこととなりました。

◆実証実験の内容及び結果
UNIVERSEと、ダイヤモンド社運営「ダイヤモンド・オンライン」（https://diamond.jp/、以下DOL）の会員データをTREASURE CDPを活用し連携。UNIVERSEの分析で得られたDOL会員のサイト外行動特徴に連動するようなコンテンツを生成し出し分けた結果、コンテンツのCTRが通常配信時と比べて最大9.3倍という結果が得られたことで、CRM施策における外部行動の有用性を実証出来ました。

◆今後の展開
このようにマイクロアドでは、UNIVERSEを通じて、企業の保有する顧客CRMデータと連携し多面的な分析によって正確な顧客ペルソナを把握するだけでなく、これらの分析結果をシームレスにCRM施策や集客施策へ適用することでより的確なユーザーコミュニケーションを実現し、企業のマーケティング活動支援に努めると共に、企業の顧客生涯価値最大化を実現して参ります。
また、ダイヤモンド社ではDOL内での記事レコメンドや広告配信においてUNIVERSEを活用した施策の検討を行うとともに、マイクロアドと連携しUNIVERSEを活用したマーケティングソリューションの開発（集客、CRMにおけるデータ活用）や新規広告開発について協議を行い、既存のマーケティングの枠組みを超えた新しい価値の提供を目指します。